温泉とホスピタリティー
2015/07/19(日)
「温泉とホスピタリティー」
温泉が好きで、日本全国あちこち巡っている。
開業してからは遠出ができないが、それでも年に数回湯に浸かることを楽しみにしている。
好きが高じて、温泉専門医にもなったが、もっぱら自分が癒される側である。
何故、温泉がよいのか?
もちろん泉質や温熱の効果は理解している。
しかし、それ以上に日常から離れること、自分が自然の一部であることを再確認するためにでかけている。
温泉には旅館が付き物。
そこに一泊すると、もてなしの極意を垣間見ることができる。
人からも心和む瞬間が楽しみである。
大きな観光ホテル、老舗の古旅館、何気ない民宿・・・それぞれに良さがある。
何気に心を配る。そして、人のもてなす暖かさ。
これこそがホスピタリティーであり、診療業務に通じるものである。
お湯で温まり、心も暖まる。自分の居場所がある空間はいいものです。
次はどこへ行こうかな?
写真は大雪の乳頭温泉。
寒かったけど、暖かかったです。